コンポストは初心者でも簡単にできる!おすすめ2種類と作り方を紹介

こんなあなたにおすすめ
  • コンポストを始めてみたいけど、初心者でやり方がわからずに不安
  • おしゃれなコンポストでエコな生活を楽しみたい
  • 自分でコンポストを作ってみたい

コンポストは生ゴミが堆肥たいひになる、環境にもあなたにもやさしい取り組み。

やり方は簡単なので、初心者のあなたも不安なくチャレンジできますよ。

生ゴミが堆肥になるのは、微生物びせいぶつが働いてくれるから。

この記事では、コンポストに入れてよいもの・ダメなものなど初心者が知っておきたいコンポストの情報をお伝えしていますよ。

合わせて、取り組みやすいおすすめのコンポスト2種類と、自分でコンポスト作りたいあなた向けに作り方も紹介しています。

コンポストを初心者が始めるときに知りたい4情報紹介

コンポストに興味はあるけど、よく分からないと不安に感じませんか?

この項目では、初心者にわかりやすく、コンポストについて、またメリットやデメリットも合わせて紹介していますよ。

コンポストは微生物の力で生ゴミを堆肥にする環境にやさしい取り組みです。

生ゴミが堆肥になるのは微生物が働いてくれるから

コンポストとは、微生物の力を借りて生ゴミを分解・発酵させて作る堆肥のことですよ。

堆肥や堆肥を作る容器のことも、合わせて「コンポスト」と呼ばれています。

家庭から出る生ゴミは、普段は自治体の燃やせるゴミの日に出しますね。

加えて堆肥ができるので、ガーデニングや家庭菜園が趣味な場合はさらにうれしいですね。

新しいエコな取り組みのように思われますが、実は昔から日本でも普通に行われていたことなのですよ。

やり方は初心者でも特別難しくありません。

みどり
みどり

私は3年前からコンポストを利用していますよ。

むずかしい取り組みなのかと思っていましたが、やってみると初心者の私でも大丈夫でした!

ゴミが減る環境にもあなたにもうれしいメリットがある

コンポストのメリットは、環境にやさしく、あなたにとってもゴミの量が減らせること。

生ゴミは水分が多いので燃やすときは、たくさんのエネルギーが必要です。

コンポストを利用するとエネルギーの節約になるのですよ。

あなたにとっても、自治体のゴミ出しに使うゴミ袋の節約になるのでうれしいですね。

我が家もコンポストを始めてから、自治体に出すゴミの量が半分くらいに減りましたよ。

コンポストを始める前は、ゴミ出しの時間を意識しながらあわただしく食事の準備していました。

今は好きな時間に料理できるので、気持ちに余裕ができましたよ。

みどり
みどり

生ゴミはいつでもコンポストに入れられるからですね。

ガーデニングが趣味な場合は、わざわざ堆肥を買う必要もなくなりますよ。

えみこ
えみこ

堆肥は買って持ち帰るのも大変だから、自宅で作れてうれしいわ。

デメリットは虫と匂い!分解しやすくすると予防できる

虫が苦手、あるいは匂いに敏感な体質の場合は、コンポストの作業はつらく感じるかも知れませんが対策方法はあります!

私は、虫や夏場の匂いは想定内であったので受け入れられましたが、本当に苦手な場合は大変だろうと想像していました。

虫も匂いも、分解のスピードがゆっくりになっていることが原因。

分解がスムーズになり、虫や匂いの発生を予防できる具体的な方法を紹介しますね。

匂いや虫発生を予防するコツ
  • 入れる生ゴミは小さく刻む
  • コンポストの中身をよくかきまぜる
  • 一度に大量の生ゴミを入れない
  • 匂いがするときは、しばらく生ゴミの投入をお休みする

私は、匂いが強くなってきたら、生ゴミの投入をお休みして様子を見ていましたよ。

その間の生ゴミは普通に燃やせるゴミとして自治体に出していました。

初心者ですから失敗はつきものです。

色々試しながら、ゆっくりコンポストに慣れていってくださいね。

えみこ
えみこ

完璧にできなくてもよいのですね!

入れてよいものといけないものがあるので注意が必要

コンポストには、家庭から出るほとんどの生ゴミを入れられます。

中には入れてよいもの・入れないほうがいもの・入れてはいけないものもあるので注意も必要です。

みどり
みどり

微生物が分解しやすいものは入れてよい・分解できないものは入れてはいけないと覚えてくださいね。

初心者のあなたにもわかりやすいように、それぞれについてお伝えします!

コンポストに入れていもの(分解がスムーズなもの)
  • 食べ残したもの
  • 腐ったもの
  • 野菜や果物の皮
  • 乳製品(固形のもの)
  • 使い終わった油(200ml程度)

私は、鶏皮や豚肉の脂身も入れていますよ。

匂いが出るような腐ったものも、コンポストに入れてよいのはうれしいですね♪

コンポストに入れないほうがよいもの(分解に時間がかかるもの)
  • 卵の殻
  • 玉ねぎの皮
  • 鳥の骨
  • かたい果物の皮

微生物が分解するのに時間がかかるものは、入れないほうがよいといわれています。

私は、卵の殻はコンポストに入れています!

コンポストに入れてはいけないもの(分解されないもの)
  • 貝殻
  • 栗やアボカドなど果物のかたい皮や種
  • アルミ箔やラップ
  • 刺激が強い香辛料

アルミ箔まで一緒に入ってしまう場合もあるかも知れませんが、気づいたときに取り除けるので、あまり慎重にならずに大丈夫ですよ。

コンポスト初心者におすすめ!バック型とぼかしタイプ

トートバッグ型コンポストとぼかしコンポストは初心者におすすめです。

おしゃれな外観なの、見た目にもこだわりたいあなたにはぴったりですよ。

この項目では、初心者におすすめなコンポストについて2つ紹介しています。

LFCトートバッグ型は準備いらずで気軽に取り組める

初心者が取り組みやすいのは、LFCのトートバッグ型のコンポスト。

LFCではわからないことがあれば、気軽に質問できる制度になっているのも、初心者には心強いですね。

初期費用はバックと中の基材がセットになって5,000円程度。

みどり
みどり

基材とは、「生ゴミと混ぜ合わせる原料」のことをいいます。

独自の基材は生ゴミが分解されやすいように、また匂いが出ないように配合されています。

えみこ
えみこ

匂いが出にくのはよいですね。

外のバックはリサイクルできるので、中の基材のみ定期便で届けてもらえますよ。

私は2か月に1回基材が届く定期便(送料込みの2,160円)を利用しています!

作業手順はとてもシンプル。

コンポストの作業手順
  • 1
    バックのファスナーを開ける
  • 2
    バックの中身をよくまぜる(基材に空気をよく含ませる)
  • 3
    生ゴミ(1日400g程度)を入れる
  • 4
    生ゴミと基材をよくまぜる

  • 5
    バックのファスナーをしめる

バックの中をかきぜるのは、空気を好む微生物によく働いてもらうため。

生ゴミ400gの目安は、内容にもよりますが台所用のビニル袋(横25cm縦35cm)に入るくらいです。

忙しいあなたでも工程が少ないので、気軽に始められますよ。

えみこ
えみこ

生ゴミを入れてかきぜるだけなら、初心者の私にもできそうです!

生ゴミを入れるのは、6〜8週間程度、その後熟成に3週間かかります。

熟成中は新たに生ゴミを入れられないので、バック2つ持ちがおすすめですよ!

えみこ
えみこ

見た感じもとってもおしゃれなバックですね。

落ち着いたグレーのバックなので、庭の雰囲気を大事にしたいあなたにおすすめのコンポストです。

バックの大きさは、横幅40cm・縦幅35cm・奥行20cmで、圧迫感なく庭に置けます。

持ち運びもできるので、あなたの家庭にあったコンポスト置き場を探してくださいね。

ベランダに置いている愛用者もいますよ。

みどり
みどり

私は、日によって置き場を変えることもあります。

コンパクトなバックは見た目以上に機能面でもとっても優秀。

虫や水が入らないような作りになっているのです。

我が家のトート型バックのコンポストにも、ミズアブが来て卵を産みます。

ミズアブは人間をさしたり、害を与えたりしないので、私は特に不安なく共存している感覚でコンポストを続けていますよ。

庭がなくても大丈夫!ぼかしコンポストは室内でできる

ぼかしコンポストは、室内でできるのでコンポストの置き場所に悩みのある初心者におすすめ。

密閉容器に生ゴミとぼかしを入れて発酵させるタイプのコンポストです。

えみこ
えみこ

室内で使えるので、寒い日や雨の日に外に出る必要がないのはうれしいですね。

初期費用はメーカーによって違いますが、安いものだと3,000円程度で購入できますよ。

発酵した生ゴミは堆肥に、下の蛇口から出る液体は肥料としてまたは排水溝の匂い対策に使えますよ。

使い方は簡単です。

専用の容器に生ゴミを入れ、上からぼかしを振りかけ、ふたをしっかりめるだけ。

容器が生ゴミで満杯になったら10日間程度熟成させます。

熟成中は新たに生ゴミは入れられないので、専用の容器は2つ準備するのをおすすめします。

生ゴミを入れるためにふたを開けたときは匂いがしますが、密閉容器を使うので、室内に置いても生ゴミの匂いが漂ってくることはありません。

ただし、蛇口から出る液体は、酢の匂いがするので処理するときは、換気をしてくださいね。

生ゴミが出たら、腐る前に専用容器に入れるのがコツですね。

コンポスト初心者も作り方は簡単!100均で自作できる

コンポストの作り方は簡単なので、初心者でも気軽に取り組めますよ。

毎日の作業も売っているコンポストと同じで簡単ですよ。

初心者であれば、「コンポストが長続きするか不安」に思うかも知れません。

そんなときは、この項目で紹介する簡単にできる自作コンポストの作り方を参考にしてみてくださいね。

100均やホームセンターで必要なものは買える

コンポストを作るのに必要なものは、100均やホームセンターで購入できます。

コンポストを日に当てたり、できた堆肥を持ち運んだりすることを考えると、容器は軽いプラスチックバケツがおすすめですよ。

必要なものを紹介しますね。

コンポスト作りに必要なもの
  • プラスチックのバケツ
  • 培養土
  • 洗濯ネット
  • スコップ

洗濯ネットは、虫の侵入を防ぐために容器が十分に入るサイズを探しましょう。

虫の侵入を防ぐために目の細かいものを選ぶことが大事です。

全てそろえても500円以下で買えるので、取り組みやすいですね。

プラスチックバケツと洗濯ネットで簡単に手作りできる

コンポストに必要な道具はそろいましたか?

プラスチックバケツと洗濯ネットを使ったコンポストの作り方はとても簡単です。

短時間でできるので、気負わずチャレンジしてくださいね。

作り方の手順を説明します。

プラスチックバケツを使ったコンポストの作り方
  • 1
    洗濯ネットのファソナーを開けて、バケツが入るように広げる
  • 2
    洗濯ネットの中心にバケツを置く
  • 3
    バケツの半分くらいまで、腐葉土を入れる
  • 4
    バケツの中身を専用のスコップでよくかきぜる
  • 5
    スコップを洗濯ネットの中に入れた状態で、ファソナーをしめる

これで自作コンポストの出来上がりです♪

スコップも、洗濯ネットの中に入れてコンポストに虫が入らないようにしましょう。

毎日の作業はゴミを入れてかきぜるだけなので簡単

自作コンポストの毎日の作業は、「生ゴミを入れてかきぜるだけ」ととても簡単です。

虫が入ってこないように、洗濯ネットのファソナーを開けたら手早く作業をしましょう。

毎日する自作コンポストの作業
  • 1
    洗濯ネットのファソナー開ける
  • 2
    土を専用スコップでよくかきまぜる
  • 3
    土の中央に穴を掘る
  • 4
    穴の中に生ゴミを入れる
  • 5
    生ゴミが見えないように土をよくぜる
  • 6
    洗濯ネットのファソナーをしめる

専用スコップも洗濯ネットの中に入れておきましょうね。

ときどきでよいので、手袋をつけて土の水分が足りているかチェックしてみてくださいね。

土に触るのに抵抗がある場合は、なんとなくの感覚で大丈夫です。

さらさらしていると感じたら、少し湿るまで水分を足しましょう。

えみこ
えみこ

コンポストに入れるものは、なんでもいいの?

慣れない間は、匂いが出にくい野菜クズから始めるのがおすすめです。

慣れてコツがつかめたら、肉や魚の生ゴミにも挑戦してみてくださいね。

バケツが満杯になったら、生ゴミの投入はやめて熟成させます。

みどり
みどり

熟成には、夏は1か月、冬は半年くらいかかりますね。

熟成期間中は生ゴミを入れられないので、熟成用と生ゴミ投入用とバケツコンポストも2つあると便利ですよ。

バケツコンポストであれば、2つそろえても経済的なのがうれしいですね。

まとめ

  • 微生物の力を借りて生ゴミを分解・発酵させて作る堆肥をコンポストという
  • コンポストのメリットはゴミを減らせるので環境にやさしいこと
  • 虫や匂いが苦手であれば作業は辛いかも知れないが、対策方法はある
  • コンポストに入れてよいもの、入れないほうがいもの、入れてはいけないものがあるので注意が必要
  • 初心者にはLFCトートバッ型コンポストが準備不要なのでおすすめ
  • ぼかしコンポストは室内でできるので置き場所に悩む初心者によい
  • コンポストを自作するなら100均やホームセンターで必要な道具はそろう
  • プラスチックバケツと洗濯ネットでコンポストは作れる
  • 自作のコンポストもの毎日の作業は生ゴミを入れてかきまぜるだけと、初心者であっても簡単にできる

コンポストは専門知識や技術がないとできないのかと思っていましたが、初心者でも気軽に取り組めそうです。

生ごみが減ってうれしいですし、堆肥も作れて一石二鳥。

広い庭がなくてもできるなら、環境にやさしい取り組みを始めたいですね。

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